2023.05.23
全市的なSDGs普及啓発や資源循環型社会の構築を目的に、昨年5月に設立された「妙高市SDGs普及啓発実行委員会」の今年度の活動が5月15日にスタートしました。
今年3月に開催された「第3回新潟SDGsアワード」において、市民向けの普及啓発活動や実践につなげるためのイベント開催など、官民共創による取組内容が高い評価を得て、設立からわずか1年弱で上越地域唯一の受賞を果たしています。
当日は、多くの分野から構成された委員11人(実行委員長:新潟大学准教授 村山敏夫さん)に対して、城戸市長から委嘱状の交付が行われた後、事業計画案や予算案の審議においては、SDGsを「じぶんごと」としてとらえ、実践の輪を拡大させるための手法などについて活発な議論が行われました。

※城戸市長から委嘱状の交付を受ける村山実行委員長(新潟大学准教授)

※当日はオンラインも含めて10人の委員が出席
7月29日(土)には市文化ホールを会場に、脱炭素をテーマとした環境教育映画の上映や気象予報士による講演会、SDGsに関するワークショップや飲食ブースの設置など内容満載の「SDGs未来都市妙高フェスタ」を開催するほか、10月を「サステナブル重点月間」に設定し、統一感のある普及啓発を図るなど年間を通じた活動を予定しています。
市では、脱炭素やゼロウェイストに向けた取組をさらに加速しながら、官民共創によるSDGs視点での持続可能なまちづくりを目指すために、4月から実行委員会事務局をより市民生活に密着した業務を担当している環境生活課に移管しました。
市民・事業所・行政など妙高市に関わる全ての皆さんがSDGsを「自分ごと」として考えるきっかけづくりを実行委員会が中心となって行っていきます。
今後も各種情報を当サイトで随時発信していきますので、お楽しみに!
2023.03.22
3月21日の表彰式の様子
妙高市SDGs普及啓発実行委員会が、「第3回新潟SDGsアワード」で奨励賞(社会部門)を受賞しました。
「一般社団法人 地域創生プラットフォームSDGsにいがた」では、SDGsに対する理解や取り組みの深化を図るとともに、県内の経済、社会、環境により良い好循環が生まれることを目的に新潟県内での企業、団体、個人によるSDGs関連の優れた取り組みを表彰しています。
3回目を迎えた今回は、大賞1件、今回より新設された経済・社会・環境の部門ごとに優秀賞、奨励賞と、食の新潟国際賞財団特別賞を審査会において審査した結果、昨年5月に設立された「妙高市SDGs普及啓発実行委員会」の取組が高く評価され、社会部門において奨励賞を受賞しました。上越地域で唯一の受賞となりました。
■受賞テーマ
「妙高市民へのSDGs普及啓発を目的とした実践活動」
市民向けの普及啓発活動や実践につなげるためのイベント開催、県内初の条例制定における貢献度などといった官民共創による取組内容に対して高い評価をいただきました。

〇SDGsにいがたホームページ(審査結果記事)〇
第3回新潟SDGsアワードの審査結果と表彰式のお知らせ
2023.03.02
「SDGs未来都市妙高 普及啓発フェア」にて福井県鯖江市地域おこし協力隊の川口サマンサさんにご講演いただいた「SDGs特別講演会~第6回妙高市SDGs普及啓発ウェビナー~」の録画を、SDGsのさらなる普及啓発につなげるために期間限定で公開いたします。
特別講演会では、ジェンダー平等は女性だけでなく、皆のためのものであり、平等のため「こうであるべき」と強制するのではなく、「こうすることができる」という「選択の自由」を広げるものであると、川口さんの考えるジェンダー平等実現への取り組み方をお話しいただきました。
noteでも講演会の詳細を掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
https://note.com/fair_iris577/n/nb52ee52fa2fc
〇テーマ:「カナダから見たジェンダー平等の推進と鯖江市の取組」
〇講 師:福井県鯖江市地域おこし協力隊 川口サマンサさん
〇配信期間:4月30日(日)まで
2023.02.22
2月19日、新潟県初のSDGs推進条例である「妙高市 人と地球が笑顔になるSDGs推進条例」の制定を記念した「SDGs未来都市妙高 普及啓発フェア」を新井ふれあい会館などを会場に開催しました。
普及啓発フェアでは、ワークショップ、小中学生によるSDGsのプレゼンテーション、SDGs特別講演会を実施しました。当日は、およそ700人の来場者が訪れ、それぞれイベントを通してSDGsへの理解を深めていました。
〈ワークショップ〉

ワークショップでは、普及啓発フェアのオープニングとして、新潟大学の村山研究室の皆さんが「PARTY体操」を披露しました。PARTY体操とは、新潟大学の村山研究室の皆さんが開発したタオルを使った新しいスタイルの健康体操です。学生の体操を見ながら、会場が一体となって体操に取り組み、大いに盛り上がりました。


空き箱のデザインを活かした「パッケージクラフト」や、新聞紙でエコバックやスリッパをつくる「新聞紙クラフト」体験、妙高産ぶどうのつるを使った「インテリアづくり」などの工作ワークショップも非常に人気で、老若男女の参加者が、楽しみながら一生懸命作成していました。
「ゼロカーボンチャレンジ」では、多くの子どもたちが、熱心に手回し発電機を回して電車を動かし、電気を生み出す発電の大変さを学んでいました。
〈未来を担う子どもたちによるプレゼンテーション〉

新井総合コミュニティセンターでは、「未来を担う子どもたちによるプレゼンテーション」として、新井中学校3年生と斐太北小学校6年生の生徒・児童が発表を行いました。
新井中学校3年生による「SDGs紹介・提案1分動画」では、ごみの削減や多言語化などSDGsの17のゴールに関係する問題について、生徒らが撮影した動画で市の現状の紹介と提案を行いました。

斐太北小学校6年生は、自分たちが学習しているESDの取り組みについて発表を行いました。
プレゼンテーションのほか、妙高高原北小学校4年生が作成したSDGsを学べるクイズや、新井北小学校6年生のSDGsの活動内容をまとめた作品を展示し、多くの来場者が注目していました。
〈SDGs特別講演会~第6回妙高市SDGs普及啓発ウェビナー〉

「SDGs特別講演会」では、福井県鯖江市の地域おこし協力隊員 川口サマンサさんを講師にお迎えし、「カナダから見たジェンダー平等の推進と鯖江市の取組」と題して、講演いただきました。
講演会では、ジェンダー平等は女性だけでなく、皆のためのものであり、平等のため「こうであるべき」と強制するのではなく、こうすることができる「選択の自由」を広げるものであると、川口さんの考えるジェンダー平等実現への取り組み方をお話しいただきました。
こちらの講演会は、noteにて詳細を掲載しおります。また、後日アーカイブ配信を行いますのでそちらをご視聴ください。

当日は、あいにくの雨でしたが、多くの方に楽しみながらSDGsを学んでいただけるイベントとなりました。
2023.02.17
NANOBRAND合同会社の高橋憲示さんにご講演いただいた「第5回妙高市SDGs普及啓発ウェビナー」の録画を、SDGsのさらなる普及啓発につなげるために期間限定で公開いたします。
第5回の普及啓発ウェビナーでは、家庭などで使わなくなった衣類や雑貨などを引き取り、小中学生に提供する「ZUPPE燕三条」を運営されている高橋憲示さんに、SDGsにつながる循環型社会を目指した取組や、社会課題から「今必要とされている取組」を分析し、企業の強みを活かした解決を考える手法などについてお話しいただきました。
事業者の方だけでなく、一般の方も循環型社会への取組を学ぶことができる講演となっています。
noteでも講演会の詳細を掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
https://note.com/fair_iris577/n/ncdba58a21df4
〇テーマ:「『ソーシャルビジネス』を学ぶ~いま、需要の高まる地域課題解決型ビジネスモデルの作り方~」
〇講 師:NANOBRAND合同会社 高橋憲示 さん
〇配信期間:3月30日(木)まで
2023.01.25
国立妙高青少年自然の家次長の室井修一さんと、妙高市こども教育課指導主事の丸山文雄さんにご講演いただいた「第4回妙高市SDGs普及啓発ウェビナー」の録画を、SDGsのさらなる普及啓発につなげるために期間限定で公開いたします。
第4回の普及啓発ウェビナーでは、「4.質の高い教育をみんなに」をテーマに、国立妙高青少年自然の家の室井修一さんと、妙高市こども教育課指導主事の丸山文雄さんを講師にお招きし、妙高の子どもたちが笑顔で共に学び合うために行われている活動を、SDGsの視点でお話しいただきました。
未来を担う子どもたちのために、大人は何ができるのか考え、学ぶきっかけとなる講演会となっておりますので、皆様ぜひご視聴ください。
noteでも講演会の詳細を掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
https://note.com/fair_iris577/n/n99734509416a
〇テーマ:「笑顔で共に学ぶ妙高っ子~質の高い教育をみんなに~」
〇講 師:国立妙高青少年自然の家次長 室井修一さん
妙高市こども教育課指導主事 丸山文雄さん
〇配信期間:3月30日(木)まで
2023.01.13
内閣府地域創生推進室が主催する「2022年度地域創生テレワークアワード」にて、妙高市グリーン・ツーリズム推進協議会(以下、GT協)及び、妙高市が『地方創生担当大臣賞』を受賞しました。
全国では計5組が受賞しています。
GT協と妙高市による取組は、
①都市部企業と地域企業と協働したワーケーションプログラムの開発・実施
②既存施設(クラインガルテン妙高)を活用しながら利用者が快適に利用できるよう運用方法を変更しテレワーク利用の増加
③仕事と子育ての両立に大変な思いをしている人が、子供のことを気にせずテレワークができるよう国立妙高青少年自然の家と協働し、子供を預かる仕組みを構築
上記のことが評価され素晴らしい賞をいただくことができました。
2022年は新たにMYOKOBASECAMPがオープンし、ますますテレワークがしやすくなった妙高市。
SDGsはパートナーシップが大切です。たくさんの人とパートナーシップを築き、SDGsの目標の達成に取り組んでいきます。
2023.01.10

市では、県内初のSDGsに関する条例となる「妙高市 人と地球が笑顔になるSDGs推進条例」を、令和4年12月23日付で制定しました。
この条例は、国際社会の共通の目標であるSDGsの達成に向けて、市民やコミュニティ、事業者及び市の責務や役割等を明らかにするとともに、市の豊かな自然環境と調和のとれた社会、経済の発展を図り、持続可能な地域社会の実現に資するために、必要な事項を定めています。
妙高の豊かな自然環境を守り、経済と社会との相乗効果を生み出しながら、持続可能なまちづくりの実現を推進していくことで、地球環境にやさしいまちづくりを進めていきます。
>条例全文はこちら
2022.12.09
市では、SDGs普及啓発のため、田中英理子(たなかえりこ)さんを
地域のこし協力隊インターンとして委嘱しました!委嘱機関は11月から3か月間です。
委嘱に伴い、インターン田中さんによる「SDGs未来都市妙高」の活動を紹介するnoteが始まりました!
>>妙高市地域のこし協力隊インターンnote
田中さんからは、妙高市のSDGsに関する情報発信等を行っていただきます。
妙高市のSDGsに関する取り組みや妙高市の魅力をたくさん伝えていただきますので、
どうぞお楽しみに!

◎田中英理子(たなかえりこ)さん
・主な活動場所:市内全域
・所属:企画政策課
たくさんの自然に囲まれたこの妙高市の魅力をたくさん知れることがこれから楽しみです。
素敵な魅力を皆様にお伝えできるようたくさん取材に行きたいと思います。
3か月間、よろしくお願いします。
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市SDGsInstagram
>>SDGs未来都市Myoko
市SDGsホームページ
>>SDGs未来都市-妙高市-公式Webサイト
市地域のこし協力隊とは?
>>妙高市ホームページ
2022.11.14
11月6日(日)、妙高市SDGs普及啓発実行委員会では「12.つくる責任 つかう責任」をテーマに、使わなくなったお菓子などの空き箱を再利用し、パッケージデザインを活かした工作体験を行う「パッケージクラフト体験会」をさん来夢あらい2階 朝日町会館を会場に開催しました。
体験会は、「日本パッケージクラフト協会」理事長である、高橋和真さんを講師にお迎えし、全3回異なるテーマで実施されました。

第1回は、不要になったカレンダーの写真を切り抜いて背景作り、市民の方から収集した空き箱を使って「魚」や「イカ」、「海藻」などの海の生き物を並べて、思い思いの「海」を作りました!

第2回は、ワークセンター「こでまり」さんから提供いただいた、作業の際に出た四角や円形、変わった形の段ボールの端材の特徴を活かして、「オーナメント」と「飛行機」を作成しました。「風車」や「車」を作っているお子さんもいました。

第3回は、お菓子の空き箱を活用し、「キリン」を作成しました。動く首の部分が難しく、参加者の皆さんは苦戦しながらも、親子で協力して完成させていました。完成後は、皆さん楽しそうに動かして遊んでいました!
参加したお子さんからは、「上手にできて、楽しかった」という声がありました。
「廃材を活用して子どもと楽しみながら、体験できた」という親御さんの声も聞かれました。親子で一緒に作品をつくることも、楽しみの1つになったようです。皆さんとても上手にできていました!
今回講師を務めてくださった、高橋和真さんは、朝日町のさん来夢あらい2階にアートギャラリー「空(から)のおもちゃ箱」を開放しています。


こちらのギャラリーでは、空き箱の柄、デザインを活用した、動物や、乗り物などの大小多数の作品が展示されております。お菓子箱のデザインの変更によって、少しずつ形が変わっている作品も展示されています。
ギャラリーの見学を希望される方は、下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
〇「空のおもちゃ箱」の詳細〇
場所:新潟県妙高市朝日町1-10-3 さん来夢あらい2階(ポカリロボが目印です)
問い合わせ先:090-2950-3562