2022.10.18
10月15日(土)午後、市役所コラボホールにおいて「第3回妙高市SDGs普及啓発ウェビナー(特別講演会)」を開催しました。
”Lecture on SDGs教えて村山先生!~番外編「上村知世が考える女性の活躍とワークライフバランス」”と題して、SDGs17のゴールの目標のうちNo.5と8をテーマに、FM-NIIGATAのラジオパーソナリティの上村知世さんと新潟大学准教授(妙高市SDGs普及啓発実行委員会 実行委員長)の村山敏夫さんをお招きし、ご講演をいただくとともに当市企画政策課の葭原SDGs推進部長から「SDGs未来都市妙高」の取組などを紹介しました。
当日は、会場参加型とオンライン参加型というハイブリッド方式で開催し、総勢90名(会場参加40名、オンライン参加50名)の方からご参加いただきました。
講演会では、上村さんの今までの経験を通して考える女性の活躍とワークライフバランスについて、村山さんとのトークを交えて進められました。
お二人からは、「職場でおかしいなと思った事、大変な事は伝えることで、改善されることもあるので、声に出して伝えていくことが大切」「その場に同じ意見の人がいなくても、今はSNS等で繋がれる時代なので、落ち込まないで共有してもらいたい」「心のゆとりを持つことは大切で、時には涙を流して、気分を変えることが大切」とお話しいただきました。
参加者からは、「共感できることが多くあって、とても聞きやすかった。」「ジェンダーと人間らしい働き方について、改めて考えることができました。」などの感想がありました。
後日、当講演会のアーカイブ配信を行いますので、参加できなかった方は、そちらでご視聴ください。
今後もSDGsを普及啓発させるべく、ウェビナーやイベントを随時開催していきますので、皆様ぜひご参加ください。
2022.10.14
10月10日(月・祝)のスポーツの日、「妙高市SDGs普及啓発実行委員会」では、「3.すべての人に健康と福祉を」をテーマに、「上越アクティブスポーツ協会」と連携し、年齢や性別を問わず気軽に楽しめる新しいスタイルのスポーツを体験してもらう「アクティブスポーツ体験会」を開催しました。
当日は、生憎の雨のため、屋根のある市役所正面玄関付近のピロティでの開催となりましたが、200名の方にご来場いただきました。
体験会は、BMX、スケートボード、トランポリンやキックスケーター等が用意され、「上越アクティブスポーツ協会」のスタッフから、参加者に乗り方の指導や補助をしてもらい、初めて体験した子供たちからも楽しんでいただけるイベントとなりました。
参加した子供からは、「もう一回やりたい」、「いつもと違うことができて楽しい」という感想の他、保護者からも、「今後もこのようなイベントを開催してほしい」などの言葉がありました。
当日は、体験会の合間に「上越アクティブスポーツ協会」の皆さんに、スケートボードとBMXのパフォーマンスを披露していただいました。
妙高市SDGs普及啓発実行委員会では、サステナブル重点期間中に多数のイベントや講座等を開催しますので、皆様ぜひご参加ください。順次、イベント等の紹介を行っていきますので、お楽しみに!
2022.09.26
9月24日、「妙高市サステナブル重点期間(SDGs取組強化期間)」の一環で、㈱良品計画(無印良品直江津店)を講師にお招きし、世界に一つだけのマイバッグを作る「エコバッグへのお絵かき体験ワークショップ」を道の駅あらい「四季彩館みょうこう」で開催しました。
31組54人の参加者が、思い思いのイラストを描いた自分だけのマイバッグを作りました。
参加した子供からは、「好きな物を描けてうれしかった」、「エコバッグを使って買い物をしたい」という感想の他、保護者からも、「かわいいバッグを“エコバッグ”として活用させていただきます」などの言葉がありました。
ワークショップの他にも、食糧問題解決の一助と考えられている「昆虫食」のPRを図るため、「昆虫食ガチャガチャ」が設置され、たくさんの方から注目を集めていました。
その他にも、無印良品の「MUJI to GOバス(移動販売車)」が特別出店され、オーガニックコットンのタオルや衣料品、大豆ミートを使った商品、リサイクルされた本、エコ容器、回収した古着を染め直し販売する「ReMUJI」などのSDGsに関わる商品の販売が行われました。
妙高市SDGs普及啓発実行委員会では、サステナブル重点期間中に多数のイベントや講座等を開催しますので、皆様ぜひご参加ください。順次、イベント等の紹介を行っていきますので、お楽しみに!
2022.09.12
先般、鹿児島県大崎町の皆さんが、妙高市へ視察に来てくださいました。
官民連携で課題解決を行う場として、一昨年・昨年に組織された「みょうこうミライ会議」に参加・運営していた方々との縁により、大崎町との関わりをつくることができたものです。今回の視察目的は、妙高市の廃棄物処理方法などを知っていただくことで、大崎町が実施しているリサイクルシステムを横展開できないかなどの可能性を探ることなどがありました。
大崎町は鹿児島県東部、大隅半島の中央、志布志湾に面した人口13,000人ほどの自治体です。1998年、埋立処分場の残余年数が逼迫したことをきっかけに、処分場の延命化を目的とし、分別とリサイクルを開始。現在は、ごみの83.1%(全国平均は約20%)を再資源化、12年連続を含む14回目の資源リサイクル率日本一を達成しました。それらの取り組みが認められ、大崎町は2018年には、第2回ジャパンSDGsアワードを自治体で唯一受賞(内閣官房長官賞)しています。さらに一般社団法人大崎町SDGs推進協議会は、20年以上、⼤崎町がつみかさねてきたリサイクルの取り組みを土台に、循環型のまちづくりを、より多面的に展開するため、多様な主体がパートナーシップを組み、2021年に設立されました。それぞれのステークホルダーが強みを⽣かすことで、一つの自治体だけでは成し得ないさまざまな課題の解決に、責任をもって取り組むとともに、「OSAKINI プロジェクト」と称し、住民・循環型社会づくりに取り組む人・企業と共に、サーキュラーヴィレッジ・大崎町として、世界に新しい社会のカタチを実装していくこととしています。
そのような中、当日は、(一社)大崎町SDGs推進協議会と大崎町役場(住民環境課)の3名が来市。市役所で、主に廃棄物の処理行程やSDGs推進体制などの意見交換を行った後に、妙高高原ビジターセンター、テレワーク研修交流施設、二俣最終処分場、道の駅四季彩館みょうこう「ゼロウェイストショップ(ハカロッサ)」、再資源センター、クリーンセンターなどを見学していただき、さらに各担当者へヒアリングも行いました。さらに夜に開催された、住民向けのリサイクル説明会にも急遽参加するなど非常に熱心な様子で、1日をお過ごしいただきました。
今後も妙高市では、先進的な技術を導入したり、取組を行う自治体などと連携しながら、資源循環を推進することで、より環境負荷を低くし、ともにゼロカーボンに取り組んでいくような仕組みの構築を検討していきます。
※大崎町SDGs推進協議会のホームページに当市視察の記事がアップされています。
https://www.osakini.org/2022-niigata-myoko/
2022.09.01
妙高市SDGs普及啓発実行委員会では、自然と地域に根差したクリエイティブスタジオ「pond」の皆さんと共催で、SDGs普及啓発イベント(9/23~11/6を期間とする「妙高市サステナブル重点期間」前のプレイベント)を、8月27日に妙高高原ビジターセンター前芝生広場をメーン会場に開催しました。
「pond」は妙高高原を拠点にフリーランスとして映像制作などを手掛けている上村岳さんと友人が発起人となり立ち上げました。地方でビジネスを展開する個性的で魅力的なお店がたくさんあります。そのスモールビジネスを支え、地方の経済圏に新たな好循環を生みだしたいという思いと妙高の自然の中での出会いをテーマにマーケットイベント「pond」が2020年にスタートしたところです。
当日は、ワークショップや飲食、ヨガ体験など15店舗が並んだほか、「もりのしゃしんかん」は、自然の中を展示会場に見立て、繊細な日常と風景をテーマに写真を布にのせて展示。またライブでは、Ayaka TataminoさんによるアコースティックライブとYuki FukutomiさんによるDJライブが披露され、森の中で創り出される音楽の空間に来場者は聞き入っていました。
風光明媚な会場で、自然の豊かさを感じるとともにマルチカルチャーを味わうことができる内容盛りだくさんのイベントにより、ご来場された老若男女の皆さんの素敵な笑顔が見れた1日でした!
pond代表 上村さんは「イベントに参加することで、出店者を応援し、地方の経済圏をまわしているのだと感じてもらいたい。そして、アート、音楽に触れ、インスピレーション、日常のモチベーションにもつながってもらいたい」と話し、「今後もコミュニケーションを作るようなイベントに保ちつつ、音楽やアートの部分で、いろんなアーティストから来ていただけるようなイベントにしていきたい」と今後の展望を話していました。さらにイベントがきっかけとなり出店者同士がコラボするような動きにもつながり、今後の出店者同士の交流も期待していると言い、紅葉の時期に同会場で4回目のイベントを予定しているとのことです。
妙高市SDGs普及啓発実行委員会では、SDGs推進にあたり、市民や事業所等からより一層、SDGsの実践を身近に感じていただくことを目的に、9月23日(祝・金)~11月6日(日)の期間をサステナブル重点期間として取組を強化することとしています。今後、その期間に開催するイベント、行事、講座等の紹介を随時行っていきます。
どうぞお楽しみに!
※詳細はこちらからも
https://myokopond.com/ (pondホームページ)
https://www.instagram.com/myokopond/ (pondインスタグラム)
https://www.instagram.com/myoko_sdgs_action/ (SDGs未来都市妙高インスタグラム)
2022.08.09
妙高市SDGs教育交流推進コンソーシアムでは、妙高市志にある「古民カフェ矢代」やその裏の林を会場に、親子で学べるSDGsイベントを開催しました。
まずは、初めて見る大きな古民家で、古民家のお話を聞いてから、自然の中で、水や木、虫などを見つけるゲームを行いました。
次はいよいよ、竹でご飯を炊いてみます。
「水加減はどれくらいかな?」「火を大きくするにはどうしたらいいの」「焚火にどうやって竹を置けばいいかな」
火おこしや火加減は、矢代地区の方々にも協力してもらいながら、皆さん、美味しく炊き上がるように試行錯誤していました。
さて、炊き上がりは…
とってもおいしそう!大成功!
参加したお子さんからは、「竹でご飯を炊けてうれしかった」、「時々電気を使わない暮らしをしてみる」という感想や、親御さんからも、「非日常の体験を通じて、楽しみながら学ぶことができ、いろいろ考えるきっかけになると思う」などのご意見がありました。
妙高市SDGs教育交流推進コンソーシアムでは、今後も妙高市にある自然資源や観光資源を活用した「SDGs視点の特色のある教育・交流プログラム」を構築、展開していきます。
2022.08.04
妙高市SDGs普及啓発実行委員会では、SDGsの普及啓発と理解促進を目的に、オンライン参加と現地参加のハイブリット形式でウェビナーを開催しました。
妙高市SDGs普及啓発実行委員長である新潟大学 村山 敏夫 准教授を講師に、「日常の生活場面から学ぶSDGsとその理念」と題し、SDGsとはなにか、なぜSDGsに取り組むのか、参加者ができるSDGsの取組について、県内の学校や、学生などの事例をあげてご講演いただきました。
村山講師は「地域のことは他人ごとではなく、自分ごととして考える、SDGsマインドが重要である。」「思い描いている将来へ今日からできることを考え、行動することが大切だ」と参加者に訴えました。
実行委員会では、今後もゼロウエイスト、ジェンダー平等などSDGs17のゴールをテーマに定期的に開催を予定しております。
2022.08.02
7月30日に、道の駅あらいの「四季彩館みょうこう」では、市の実証事業の委託を受け、ゼロウェイストショップ「HAKARossa MYOKO(ハカロッサ ミョウコウ)」と「TABEYossa MYOKO(タベヨッサ ミョウコウ)」をグランドオープンしました。
「HAKARossa MYOKO」では、家庭ごみの約半分を占めていると言われる容器包装ごみの削減と、食品ロスの削減を図るため、地元野菜やオーガニック食品などを個包装せずに販売し、必要なものを必要な分だけ購入できる「量り売り」や「農産物等のバラ売り」を行っています。
【HAKARossaMYOKOプロモーション動画】
VIDEO
隣のイートインカフェコーナー「TABEYossa MYOKO」は、店舗におけるフードロスを限りなく「ゼロ」に近づけるため、加工した野菜等をビュッフェで提供しています。(※土日祝のみ 11:00~15:00)
マイ容器、コップやお箸を持参の方にはお得な割引等もあります!
店舗のグランドオープンを記念し、7月30日(土)・31日(日)の2日間にわたって、SDGsに関連した雪室体験や建築廃材を活用したワークショップなどのオープニングイベントが行われました。
その内、「ふろしき研究会」の皆さんが、楽しいお話を交えながら、エコバックなどの包み方をレクチャーしてくれた「風呂敷体験会」には多くの方が参加し、貴重な機会を満喫していました。
体験会に参加いただいた方には、妙高市SDGsオリジナル風呂敷がプレゼントされました。
2022.07.15
SDGsの理解を深めてもらうため、新井北小学校6年生と妙高中学校2年生に向けて、SDGs出前講座を行いました。
SDGsとはどういうものなのか、世界や妙高市が直面する温暖化や人口減少などの課題に対し、SDGs未来都市妙高として取り組んでいる内容を説明するとともに、児童・生徒の方が日々の中で実践できるSDGsの取り組みを紹介しました。
児童・生徒の皆さんは、真剣な眼差しで講座を聞き、質疑応答では活発に手を挙げてくれました。
妙高市では、SDGsの普及啓発を図るため、市内の学校や地域などでSDGs出前講座を実施しています。SDGs出前講座のご希望のある方は、企画政策課 SDGs推進室(TEL:0255‐74‐0005)までご連絡ください。
2022.07.08
京都のごみの出ないスーパーマーケット「斗々屋(https://totoya-zerowaste.com/ )」が再び妙高市でポップアップ(臨時出店)を行います。
今回の会場は道の駅あらい「四季彩館みょうこう」で、2周年記念祭とのコラボです!
家に帰ったとき、包装ごみが出ないお買い物をこの機会に体験してみてください。
斗々屋の人気食材50品目に加え地元食材の量り売りも行います!
販売する商品に個包装はありません。空き瓶やタッパー、お弁当箱、風呂敷などご持参の上、ご来店ください。
*四季彩館みょうこう2周年記念祭チラシ
<本事業はSDGs環境配慮型循環経済実証事業の一環で実施します>
妙高市では、大量生産・大量消費を背景とした使い捨て社会から捨てない社会への移行を目指し、家庭におけるプラスチックや食品ロスの削減に結びつく、ゼロウェイストな暮らし方を推進するため、量り売りや売れ残った野菜等を廃棄せずに循環させる店舗運営の実証を「四季彩館みょうこう」で実施することになりました。
※ゼロウェイストショップとしてのグランドオープンは7月30日(土)予定
*斗々屋ホームページ https://totoya-zerowaste.com/
*斗々屋インスタグラムhttps://www.instagram.com/p/Cfqi22QPtEV/?igshid=MDJmNzVkMjY=